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回帰 今野敏

警視庁刑事部捜査一課 殺人犯捜査第三係の樋口顕(ひぐちあきら)の母校の門の近くで爆弾テロが起こった。指揮本部が設置され、刑事部のみならず、公安部やSITの者たちとの協調が求められる。
そんな中、樋口の上司である第二強行犯捜査担当の天童隆一が退職した元部下の因幡より電話があり、事件の前にテロを防ぎたいので協力してほしいと言われたという。しかし、その因幡は海外を放浪した末に、国際テロ組織に入ったという噂があった。


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面白かった。
どんでん返しの展開と緊張感が…かなあ。
細部はむむむーというところがあったけど。

読んでいる間中、この表紙の写真はどこで撮ったのか気になっていた。NTTビルと新宿の高層ビル群らしきものが見え、手前にラグビーグラウンドがある場所。読み終わる少し前に気がついた。この事件現場と想定されている上智大学(作品のなかでは大学の名前は出されていない)の脇の桜並木の土手からの写真だ。ここ
最初に桜の季節にこの桜並木の土手に行ったときに土手の上から転げ落ちた(飲んだ後で酔っていた)。それで、ここに行くたび、ここの話題が出るたび、そのことが真っ先に思い出される。
THEME:今野敏 | GENRE:本・雑誌 |

継続捜査ゼミ 今野敏

小早川一郎は警視庁で刑事や警察学校校長の経歴があり、退官して大学(女子大)の准教授になった。
未解決の継続捜査案件を取り上げ、捜査の進め方や考え方を学ぶというゼミを設定した。
取り上げたのは、15年前に発生した居直り強盗と見られる殺人事件だった。一軒家に住む老夫婦が殺されていた。
ゼミ用資料を提供した目黒署の安斎をはじめ、警視庁の関係者は小早川ゼミに協力的で、ゼミ生は、それぞれの観点で意見を出し合いながら、事件の核心に迫る。



STのシリーズと共通する印象。
小早川とゼミ生たちが集団で移動して、それぞれの長所を活かすというところが。
もちろん、ゼミ生たちにSTメンバーたちのような専門性はないし、逆にSTメンバーたちのような変な弱点はない。そして、ゼミ生と小早川は、女子大生であるということと、評価の高い警視庁OBということで、関係者に歓迎されるというところも違う。

ゼミ生は全員熱心で、週1のところ、週2にすることを申し入れたり、ゼミ後毎度レストランに行ったりと楽しげ。

大学は三宿(世田谷区)にあるという設定。
今野氏はこの辺を使うのがお好きらしい。
任侠シリーズ(任侠病院かな)で弦巻。
安積班シリーズの安積か隠蔽捜査シリーズの伊丹が青葉台に住んでいたと記憶。
他にもちょくちょく出てくる。
THEME:今野敏 | GENRE:本・雑誌 |

マル暴総監 今野敏

北綾瀬署管内で殺人事件が起きた。被害者は半グレの若者だった。刑事組織犯罪対策課の組織犯罪対策係の甘糟達夫は前日に被害者を含めた3人と管内に事務所を構える多嘉原連合の半ゲソ(準構成員)の2人がもめていたところを取りなしていたことから、捜査本部に加わることになった。
捜査本部では前日に二組がもめているところに割って入った白いスーツの男が怪しいとされた、まずはその男を見つけ出すことになった。


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へたれ警官、甘糟と、暴れん坊将軍を気取った警視総監。
設定がちょっと狙いすぎと思わなくもなかったが、犯人を割り出すまでの道筋は感心した。
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真贋 今野敏

警視庁捜査三課の萩尾秀一警部補のシリーズ。
窃盗の常習犯、通称ダケ松が取り調べを受けた際に故買屋の通称八つ屋長治によって大きな取引がありそうだと漏らした。つまり、価値の高い盗品が売り出されると憶測された。そして盗み出される盗品として渋谷のデパートで展示される国宝の焼き物、曜変天目が対象と考えられた。


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一番は人が死なないところ。
ルパン三世とか名探偵コナンの怪盗キッドみたいな話?警備会社が完璧な警備をして、取り出すとアラートが発生する特製ケースに入れっぱなしで、さあどうなる。

今野氏の茶道のたしなみ、子弟/先輩後輩関係の尊さが組込まれている。
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防諜捜査 今野敏

警視庁公安部外事一課(ロシア担当)所属の倉島達夫シリーズ。
ロシア女性が秋葉原の地下鉄駅でホームから転落した。事故として処理されたが、それはロシア人の殺し屋、オレグによるものだと証言する人物が現れた。
その人物は、オレグが同じ手口を使ってロシアで人を殺しているところを目撃し、それをオレグに知られていることから、自分が狙われていると言う。
倉島はチームを組んで、その人物の警護とロシア女性殺人事件の捜査を進めた。


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警視庁のメールは情報漏洩防止のために庁舎以外では使えないという。ほんと?
普通に楽しめた。
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憑物(鬼龍光一シリーズ) 今野敏

渋谷のクラブで15人もの惨殺死体が発見された。次には六本木で。どちらにも六芒星(かごめ紋)が残されていた。
警視庁生活安全部少年一課の富野刑事は六本木の現場を出て報道陣などの人だかりの中に鬼道衆の祓師、鬼龍光一の姿を見つけた。陰の気に囚われた亡者の関連が匂わされた。


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富野が見た異様な現場の惨状と、犯人らしき人物の記述とで、臨場感を感じる。

鬼龍光一シリーズはやっぱりセックス描写が出てくる。でも、本作は控えめかな。

真の犯人は壮大な計画をしていたが果たされることはなかった。その計画で一体何を果たしたかったのかというのが謎なのだけど、私は読み飛ばしすぎたのだろうか?また、犯人の動機がそんなんでそんなネガティブになっちゃうの?とも思った。
THEME:今野敏 | GENRE:本・雑誌 |

鬼龍 今野敏

鬼道衆の修行中の祓い師である鬼龍浩一が、一族の長(神主)から指示され、氏子からの依頼の祓いをするために企業に出向く。


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お祓いが派遣ビジネス風に描かれている。
古事記がシュメール語で読めるとか、閻魔は中国民間信仰が生んだ魔王で、ゾロアスター教では慈悲深い善い神様とか、歴史的・宗教的蘊蓄に「ほおっ」となった。
全日本の羽生くんのフリーを見て、こっちの世界をちょっと味わってみたくなり、これを読んだ。
しかし、男女のまぐわいシーンが多かったのには参りました。
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プロフェッション 今野敏

立て続けに三件の誘拐事件があったが、金品の要求はなく、性的や肉体的な暴行はなかった。それぞれ翌日には解放されたが、被害者はすべて拉致されている最中に生臭く気持ちの悪い物を無理矢理食べさせられ、呪いをかけたと告げられたという。そして解放されて2週間ほど経った後、謎の急病で緊急入院した。同じ症状で。
最初に仮定がなされたように「呪い」のいわば逆「プラシーボ効果」によって被害者は思い込み、病気を作り出してしまったのか。


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久しぶりのST 警視庁科学特捜班。
犯人特定には青山のプロファイリングで。今までのSTのように犯人が一体全体誰?という点ではサスペンス感が薄い。ある大学の研究室関係者が被害者ということで、犯人も研究室の関係者でしょうという青山の見立て。
そう考えると「呪い」の正体の特定も重要パートなのか。
それぞれの重きが半々ぐらいで、それぞれが意外とあっというまに判明したという印象。

複数の人間に共通した事件が起きるが、原因は一体何というのは、『潮流―東京湾臨海署安積』、『『マインド』、『豹変』で共通。そういうミステリーを味わいたければ、これらがあるとも考えられる。
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潮流―東京湾臨海署安積 今野敏

東京湾臨海署の管内で奇妙な事件が発生した。場所を隔てて互いを知らない者3名が時間を1時間と空けずに急病で倒れ、同様の症状を呈して救急車で病院に運ばれた。安曇剛志係長がまとめる強行犯第一係(通称、安曇班)のメンバーたちは伝染病ないしはバイオテロを懸念する。
結局3人は亡くなり、解剖結果、リシンという毒物が検出された。
安曇班の須田がリシンから、傘型の空気銃にリシンを仕込んだ弾で暗殺されたゲオルギー・マルコフ事件を思い出し、病院に調べてもらったところ、弾となった金属球が見つかった。
警視庁捜査一課からも人員が臨海署送られて来たが、社会の混乱を防ぐために、捜査本部は置かず、小規模に秘密裏に操作を進めることになった。


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安曇班の長編は久しぶり。短編より長編の方がいい。
事件の真相解明への道筋と組織の軋轢と解決の絡まり合いで、いい感じに面白かった。
私にとってどうでもいい安曇と美人番記者の噂という伏線も真相解明にいい感じに絡めてある。
すべてはいつもの今野節の予定調和。
傘型毒打ち込み銃というのは、別の話でも使っていたよね。ロシア人が敗血症に見せかけようとしたというような。
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マインド 今野敏

都内で同じ日の同じ時刻に2件の自殺、2件の殺人事件が起きた。警視庁捜査一課の碓氷弘一は、それが「偶然」ということに引っかかる。同じように引っかかりを覚えた田端捜査一課長により、特命班が設けられ、碓氷はデスクを務めることになった。以前の事件(エチュード)で一緒に働いたことのある藤森紗英心理捜査官も加わり、ほぼ同時に起こった奇妙な事件に関連がないのかを捜査する。
さらに同時刻に強姦未遂事件、盗撮と3件の犯罪も起きていたことがわかる。


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見知らぬ者同士による犯罪/自殺。取り調べを受けた殺人犯が事件を起こした11時について見せた小さな反応。どんな関連があるのかと興味深く読んだ。

黒幕がいるということになるのだろうけど、その動機がどんなに意外なものになるのだろう?もしくは、犯罪を犯した/自殺した者たちを犯罪に走らせた何かとてつもない共通項?
そう考えながら読むのは楽しかった。
犯人の外郭が見えてきてもなお。
どんでん返し的要素もあったし。
しかし、犯人の動機には「え?」だった。そんなお粗末な理由と思うのは、私が初老のおばちゃんだからだろか?
THEME:今野敏 | GENRE:本・雑誌 | TAGS:
プロフィール
自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
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