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関口知宏の中国鉄道大紀行 最長片道ルート36,000kmをゆく 春の旅 〈1〉ラサ~桂林、〈2〉桂林~西安

コンピューターではじき出した中国大陸の鉄道で描く一筆書き・最長片道ルートの旅(2007年)。全36,000キロの前半編となる春の旅。ラサ~西安。

 

この企画が含意したであろう「記録に挑戦」、「中国のあらゆる土地の観光」というポイントに関口氏は背を向けるようにして旅をする。そもそも長旅をするつもりはなかったという同氏。
それなのに何かに導かれるようにこの旅に出た。

チベット高原で高山病に悩まされたり、車中泊が続いたり、真夜中や早朝の出発便に乗ったりと体力的に相当過酷な10週間。
だいたい日曜から木曜までの日記になっている。休息日と思われる金土は記載がなくて、もしかしたら臥せっていたのだろうかなんて思わされる。

自身が書画、音楽と多彩な才能を持つ関口氏が、中国らしい様々な才能を持つ人々に出会う。また、言葉も通じないような小さな子供から年配者までとコミュニケーションを交わす。

また、見たもの、食べたもの、体験したことを確実に自分に取り込んでいく。
鶏や牛の解体に立ち会い、命をいただくことのありがたさを知るなんて、なかなかできることじゃない。

偶然の引合せにぞくぞくしながら、かつて遣隋使や遣唐使が命を賭して海を渡って来た目的地であった西安(長安)で春の旅のゴール。
感慨無量であったことだろう。

関口氏の鉄道紀行の本のシリーズは、今まで、テレビ番組を見たあと読むか、単体で読んでいたのだが、テレビを見る前に読むと、見過ごしてしまうようなポイントやテレビでは語られないエピソードが映像を見た瞬間に思い出されるので、テレビ(録画)も面白くなった。映像と本(テキスト、写真、絵日記)が相乗効果を生む。

関口知宏が行くイギリス鉄道の旅 関口知宏

ロンドンから、ソールズベリ、カーディフ、リバプール、ウィンダミア、エディンバラ、インバネスなど、イングランド、ウェールズ、スコットランドを鉄道で巡る7日間の旅が、文、写真、イラストで綴られる。


Amazonの『関口知宏が行くイギリス鉄道の旅』のページ

諸々の成熟を日本より先に経験して(先進国で)、田舎主義を貫くイギリスを体感したようだ。

さすがにイギリスは鉄道発祥の国だからか、「イギリス鉄道の基本情報」がある。(これって、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、オーストリア、チェコ編でもあったっけ?)
鉄道ファンでなくとも、イギリスに行くならここは押さえなくちゃと思わせる内容。

今まで、「関口さん、なんで旅の前に髪を切ってこない?無頓着な人だなー」と、最近(去年か)の放送を見て思っていたが、これをみて、無頓着なヘアスタイルなのではなく、おしゃれ(自分の意思)でそうしていると気がついた。
パディントンベアと一緒に描かれた自画像の毛先はシャギーに流れている。
それに写真では髪を染めている。
それで、それがまた似合っている。
2006年。関口さんは、まだ若者だ。(最近何かで知ったのだが30台は「若者」の分類になるらしい)

「1階にトイレがない」
そう言われてみれば、そうそう。パブとかね。
日本の飲み屋でトイレが遠いとなると、泥酔者がたどり着くまでに失敗する(何らかの物体が体外に出てしまう)ということが懸念されるけど、イギリスではそんな分別を失うほど飲む人はいないのかな。
へべれけっぽい酔っ払いは見かけたけどね。

ウェールズ、スコットランドの城。ハドリアヌスの城壁。湖水地方。その他、都市と人々とのふれあい。やっぱ、行きたくなる。
THEME:イギリス | GENRE:海外情報 |

きまぐれミルクセ~キ 能町みね子

能町さんがミルクセーキに焦点を当てて東京、日本各地の純喫茶を訪れる。


Amazonの『きまぐれミルクセ~キ』のページ

私が若い頃によくあって、今でも昔からある町の一角にひっそりとあるような喫茶店。基本1件につき4ページで、文とイラストと写真で描写。
昔よくあったインテリアや小物を取り上げているのを見て、若い人はこういうものに感心したりするんだね、と関心。
能町さんとの世代の違いを感じさせられた。

北(北海道と青森)の純喫茶は遅くまでやっている。寒い時期が多いのにすごいなあ。遅くまで開いているからには、それだけお客さんもいて、町に根付いているんだろう。

装丁に、わあ、やられたぁって思う。
喫茶店と言えばこんなだったという時代(そもそも、今、「喫茶店」って言わないよね)にあったガイドブックにこんな色使いの表紙、背、裏表紙(白地のフレームに写真の表紙に、淡い青緑の地の背と裏表紙)で、こんな紙質と厚さのシリーズがあった。私は、ワインとかカクテルの蘊蓄が書かれたものを読んだように記憶する。

奇しくも、文とイラストと写真の本を続けて読んだ。
それで比較してしまうのかもしれない。それぞれの店の最初の見開き2ページがテキストとイラストで、写真とアクセス情報はめくって次のページにあるというのが、お預けを食らったようで、若干イラッとしてしまう。
私には客観的情報を与えてもらってから、書き手の意見を出してもらうというやり方のほうが合っているのかも。

しばらく前にNHKの『グレーテルのかまど』(「能町みね子のミルクセーキ」)を見て、読もうと思った。

関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行: オランダ、ベルギー、オーストリア、チェコの40日間 関口知宏

ヨーロッパのオランダ、ベルギー、ルクセンブルク、オーストリア、チェコ、5か国を鉄道で巡り、各国人々との触れあいが、文、写真、イラストで描かれる。


Amazonの『関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行』のページ

NHKの鉄道の旅シリーズの一部をおさらい。
5か国と言っていいと思う。1日だけだけどルクセンブルクが入っているから。EU加盟国で人口や面積で比較的小規模だけど、経済的には安定している国ということになるんじゃないかなあ。チェコだけ、旧東欧諸国で若干仲間はずれ感があるけど。
関口氏はそんな各国独特の特色を見つけてまとめている。

先日放送していた総集編(トリンデルさんとヨーロッパのシリーズを振り返るという)で語っていたことを展開した内容。シリーズ本編のテレビ放送では十分に伝わってこなかった関口氏の意見がはっきりと語られている。
世界中で、日本でも高まりつつある内向き指向の現状にあって、
「違う国々、それもこれまで戦いや争いを売り返してきた歴史を持つ同士が一つにまとまる」という挑戦
を日本も進めていかなければならないと考えている。そこでオファーを受けたという流れらしい。

先日やっていた総集編で、私の旅は終わった、と断言していた。
えー、だってまだヨーロッパでも行っていない国があるじゃん。もっと続けてよ、と思ったんだよね。
それに関して、この本の「はじめに」に「ある国を最後にヨーロッパ鉄道の旅を終えようと決めています」とある。

実はこの今の時代の可能性と限界を生んだのが、僕がこれから目指すある国と、その国民性だからです。

と、続く。
シリーズの最後はイギリスだった。でも、放送を見て関口氏がイギリスについて「今の時代の可能性と限界を生んだ」と考えていたというのはわからなかった。
状況的にEU脱退が決まった後だから、「この今の時代の限界を生んだ」と考えるのはわかる。しかし「この今の時代の可能性を生んだ」については何をしてそう言っているのかわからない。これは2006年に刊行されている『関口知宏が行くイギリス鉄道の旅』を読むしかない。
また、今回のイギリスの旅をまとめた本も出るんだろうな(出て欲しい)。ぜひ、読んでそこのところを確かめたい。

あと、今回の旅の『関口知宏のヨーロッパ鉄道大紀行: イタリアをめぐる旅~ローマ、ミラノ、ナポリをゆく』も、ぜひ読みたい。

各国の基本情報は観光ガイドブックレベルの詳しさ。この基本情報を頭に入れて読み進めると内容や関口氏の視点を理解しやすくなる。

小口部分に、各ページの内容に対応する英語の国名と国旗が印刷されている。この国旗が閉じた状態での見出しになる(辞書にあるような)。ちゃんと国旗の模様っぽくなっていて、これが何ともいとおしい。

national flags

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THEME:ヨーロッパ旅行記 | GENRE:旅行 | TAGS:

プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年 アン・ウォームズリー

ジャーナリストでトロントの女性読書会のメンバーである著者、アン・ウィームズリーは、同じ読書会のメンバー、キャロルから刑務所読書会のボランティアをしないかと持ちかけられる。
アンは強盗の被害に遭ったトラウマから固辞するが、結局コリンズ・ベイ中警備刑務所の読書会に本を選ぶボランティアとして参加する。さらにコリンズ・ベイから軽警備のビーバークリーク刑務所に移されたメンバー二人が立ち上げた読書会にも参加する。
読書会の熱心なメンバーに個人的に面会し、読書会メンバーに日記帳を渡し日記を付けてもらい、その内容を本書に記載した。


Amazonの『プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年』のページ

刑務所の読書会=(刑務所という通常では知り得ない生活)×(日常に会うことはあまりない人々)×(自分にとって大きな楽しみの一つである読書)×(人が選んだ本を読んで、その感想を人々と共有する会)。
そりゃ、面白いだろうね。読む動機は十分。

読んで間もなく、気づく。実は読書会に参加する受刑者たちと自分とは他にも共通している点があるのではないだろうかと。
私たちは何かしかに囚われているというような記載。刑務所収監者は言うまでもない。著者は、過去に強盗に襲われて首を絞められ意識を失った経験からの恐怖。
私は、私で自分の生活の囚われ感を意識する。常に飼い犬をひとりすることがないように、犬と一緒に行けない場所には行かない。主人が家にいるときに、図書館やスーパー、病院に行くぐらいだ。それは週に1度以下。犬のためばかりでもなくて、週末でもたいてい仕事に追われ、時間が捻出できず、犬の散歩以外の外出が月に1回程度のこともある。それは自らの意思でしていることだけど。
誰しも何かしかに囚われているのかもしれない。それが具現されているのが刑務所であるというだけで。
誰しもと思わされるのは、読書会参加の囚人たちの収監前からの環境とアンやキャロルの環境に大きな幅があり、この幅の中にたいがいの人々が入るのではと思わされるからだ。
アンはそのような考えが帰納的に浮かび上がるようにあえて私見を挟まずに事実を綴る。
アンが強盗に襲われたのは、ご主人の仕事の都合で住んでいたロンドン。ハムステッドで家の前にメルセデスを駐車したときだと言う。高級住宅街に高級車。
刑務所読書会支援の会の創設者キャロル・フィンレイは、コリンズ・ベイ刑務所のあるキングストンに近いアマースト島に別荘を持っている。パーティーを開いて運営資金を寄付で賄う。つまり、庶民には真似できないレベルの寄付ができる人々を何人も集められるコネを持っている。トロントの女性読書会がメンバーの家で行われた際の会場やもてなしに供されたお菓子などの描写からも、彼女たちが中級の上、あるいはそれ以上に属している人々だということがわかる。
一方、刑務所読書会のメンバーたちは、殺人、強盗、薬物・麻薬の密売や使用の罪で有罪になった人々。読書会での発言から考えても恵まれた生活を送っていた人々とは考えにくい。
ビーバークリーク刑務所で発足された読書会メンバーにはホワイトカラー犯罪で収監された元上場企業の創設者(つまり、日本で言うとホリエモンのような人だろう)や開業医をしていた服役者もいた。しかし、それがかえって、犯罪者とそうでない人々の境界があいまいなものであると示唆している。

また、読んですぐに感じた読書会の効果。人種や民族、宗教、過去に社会的に置かれていた立場など、刑務所内ではグループに別れており、別々のグループに属する人々が交わることがないが、読書会はそれをやすやすと超えてみせた。
そんなものを希求しているのが自分の一部にもあるという自覚。
自分とは地理的にも社会的にも異なる人々について読みながら、なぜか自分の中の扉が自然に開く。そんな読書になった。

読み終わって初めて気づく。アンは、自分の考えを読者に提示することによって読者がそれに囚われることがないように客観性を重視して書いていたのだということを。
それでいて、アンが意図することを読者に自ずから気づかせる。こういうポイントがいくつもあった。どこでどう仕向けられたのかがまったくわからない。これがいくつもの受賞歴のある報道ジャーナリストの手腕というものなのだろう。

最初に断り書きされているが、アンは本を書くことを前提にこの読書会にボランティアとして参加している。受刑者たちに日記帳を渡して、読書会では語られなかったことを読ませてもらうのも、個別に会うのも、言ってみればすべてネタのため。そう思いながら読んでいたので少ししらけた気持ちを抱えていた。
読んでいる最中は、そんなアンもキャロルには、刑務所読書会ないしはその支援の会を広めるためには役に立つコマだと考えているであろうと思え、キャロルは目的実行のアイディアと推進力が抜群ながら、押しの強いおばちゃんと感じていた。
アンは、ロンドンの強盗事件のことを蒸し返し過ぎだと思った。でも、謝辞を読むと、自分のことをもっと書くようにとか、イギリスの記述を増やすようにとかアドバイスする人たちがいたらしい。
読み終わってみるとキャロルの情熱と偉業に感心したし、アンのロンドンの強盗事件に関する記述も興味深かった。

カナダでは営利団体は前科のある者は理事になれないため、刑務所の読書会メンバーで出所したグレアムは刑務所読書会支援の会の理事になれないが、影響力のある会員にはなってくれたとあるのだが、この支援の会(Book Clubs for Inmates)ウェブサイトのページ(http://www.bookclubsforinmates.com/who-we-are-1/)にFormer book club memberとある理事がいる。この人が「グレアム」なんじゃないのかなあ。(登場人物の名前はキャロルを除いて仮名とあった)
THEME:海外小説・翻訳本 | GENRE:小説・文学 | TAGS:

お話はよく伺っております 能町みね子

お話はよく伺っております
とは
「かねてより(~さんの)お話~は、~(知人名)からよく伺っております」
ではなく
能町みね子氏が、人の話に聞き耳を立てているということ。カフェで、電車や公共交通機関の中で、街中のあらゆる場所で。


Amazonの『お話はよく伺っております』のページ

能町氏の洞察力(妄想)とイラストで話を盛り上げているものも多いが、素材だけでもう…というのも。

おばあちゃんと孫(5歳ぐらいの男の子)の会話。バスの中で。
「あら、まあちゃん、社会の窓が開いているじゃない」
社会の窓って何!?
「ここのことよ~」
うん、開いているね
「社会の窓が開いていたら、まあちゃんの大事なところが神様に持って行かれちゃうよ!」
大事なところってなに!?
「まあちゃんのおちんちんのことよぉ」
「うーん……。そんなに大事じゃないなあ……

逃北 つかれたときは北へ逃げます 能町みね子

第1章 この北に逃げたい衝動を、私は「逃北」と呼ぶ
第2章 「逃北以前」の旅は、真冬の青森だった
第3章 三陸海岸にて
第4章 逃北海岸、青森のトンガリ
第5章 三十歳・誕生日の北
第6章 観光地・夕張
第7章 三十一歳の誕生日は雪さえあればいい
第8章 逃北の極致、グリーンランド
第9章 突発的、最北端生活
第10章 帰北、北のお墓参り
第11章 逃北から敗北へ
[文庫版特別対談] 能町みね子×千葉雄大 [チームひとり旅] 結成!


Amazonの『逃北 つかれたときは北へ逃げます』のページ

キツいときこそ北に行きたくなるという能町さんが、あまり観光地には行かず、北の町で住んでいるかのように過ごす、その旅行記。

「つかれたときは北へ逃げます」に、そうだよ!と想った。旅行は北に行きたいというのはわかる。寒がりのくせに南国に行こうとは思わない。
北海道よりも青森を気に入ってしまうという感性も自分に近い。
そういう能町さんの思い込みと緩いイラスト。
自分が行ったところがある場所も、ない場所もそれぞれ楽しめた。

ここらで、私の能町みね子ブームのきっかけを。
シブ5時相撲部で知った能町さん。タモリ倶楽部でも見かけるようになっていた。地図会社に行った回のタモリ倶楽部で、学生(高校?中学?)時代、地図帳に掲載されていた全国の市町村の人口をすべて覚えたという。
それ全部覚えようってどういう脳構造、そしてどういう頭脳?と俄然興味を覚えた。
ネットで調べたところ、頭脳については茨城県No.1の進学校からおそらく日本一の大学をご卒業でした。
そしてエッセイとイラストなど書いているということがわかり、もうこれはぜひ読ませてもらおうと。それで、はまった。

お家賃ですけど 能町みね子

牛込(神楽坂)にある昭和な下宿風造りのアパート、作者は加寿子荘と呼ぶ。推定80歳の大家さんの加寿子さんが営んでいる。

風呂なしの部屋に22歳で男性として入居。性転換をすることにしたため、風呂なしの部屋には住み続けられなくなった(銭湯には入れなくなるから)。
いったん風呂付きアパートに移ったものの、加寿子荘の風呂付きの部屋に空きがあることを知り、戻って来た!


Amazonの『お家賃ですけど』のページ

戸籍上の性を偽ってパートOL、その仕事が終わった後にデザイン系の副業やペンネームを使った仕事をしながら過ごした期間、性適合手術を受けて帰って来て、さらに心臓の手術を受けた後、戻って来るまでの期間の話。

大好きな自分の空間でお気に入りの町で生活する様が描かれている。副業での他の町での生活も。OLの勤務先の話は『オカマだけどOLやってます。』のほうでということらしい。

間取りが描かれ、レトロ感を伝える写真が各章の始まりに挿入されている。表紙の写真も実際の部屋で撮影されたもののよう。


トロピカル性転換ツアー 能町みね子

タイのプーケットで男性から女性への性適合手術(SRS: Sex Reassignment Surgery)を受けた作者の体験エッセイ。手術内容の解説から始まる。


Amazonの『トロピカル性転換ツアー』のページ

オカマだけどOLなどやりながら、3年ぐらいでで手術費用を貯めたらしい。
えらい!だって20代前半のお金を使いたい盛りでパートOL、その他の収入はそんなに多くなかったと推測され、その上ひとり暮らしをしながら3年ぐらいでそんなにお金を貯めたなんて。
でも本作のポイントはそこじゃないね。

テレビや映画でも手術シーンを見れない私には、想像するだけでくらくらする。
でも、手術中は本人の意識はないのだから、そこの描写はないはずだし、何よりこの表紙の脱力具合と書名なら、気が滅入る内容のはずがない。性転換(性適合というらしいけど)手術のざっくりしたところに興味がある。何より、能町みね子さんについて知りたかった。…ということで読んだ。

内容はさらーーっとお気楽に読めたけど、かなり具体的で読んで想像すると「ぎゃーっ」ってなることも書いてある。そこを楽しくお気楽に読ませたのは筆力なんだろう。
それでいて、手術、入院生活、手術後のいろいろ、ダイレーション、性別の取扱い変更申立の承認(?)等、MtFの具体的な情報が含まれている。

大人恋愛塾 柴門ふみ

作者が当事者から聞いた数々の大人の恋バナをまとめたエッセイ集。


Amazonの『大人恋愛塾』のページ

小説新潮の連載を何度か読んでいた。無料だったKindleのこの方の漫画を読み、そういえば、最近掲載されていない。となれば、単行本が出ているだろうということで読むことにした。
奇妙な男女関係。そして、そのような理解しがたい行動を取る男女の心理が描かれ、う~ん深い。
自分はもう恋愛なんてめんどくさいことする気にはなれないけど、というか、だからこそ、人の話が面白い。
だめんず・うぉ~か~みたいな人の奇妙な恋バナが好きなんだな、私…と思った。
プロフィール
自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
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