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押し入れ  山岸涼子

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押し入れ
マンガ家アシスタントが体験した実際の話など

雨女
財産目当てと知りつつモテ男と結婚した雨女

押し入れ (講談社コミックスアミ)押し入れ (講談社コミックスアミ)
(1998/04/09)
山岸 涼子

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青の時代が面白かったものだから、また山岸凉子、読みました。青の時代同様、某図書館で、返却されたばかりのカート付きの棚に並んでいた。だからきっと同じ順番で山岸凉子作品を読んでいる人がたぶん都内にいるはず。

こちらは、「怖い」山岸作品だった。ひーーっ!!
山岸先生自身、すごい怖がりだと書いてあった。えー、じゃなんて描くのよ。…描いていたのよ、になるのかな。
遠い記憶をたぐると、たぶん全部読んでた。どこか雑誌の掲載を。
THEME:漫画 | GENRE:アニメ・コミック | TAGS:

青青(あお)の時代 (3) 山岸凉子

卑弥呼の時代末期。卑弥呼(照日女子)の姉、照日女(ティラヒルメ)とともに離島で暮らしていた孫の壱与(イヨ)は、祖母とともに都に連れて行かれ、王の相続争いに巻き込まれる。

青青(あお)の時代 (1) (潮漫画文庫)青青(あお)の時代 (1) (潮漫画文庫)
(2004/11/01)
山岸 凉子

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青青(あお)の時代 (2) (潮漫画文庫)青青(あお)の時代 (2) (潮漫画文庫)
(2004/12/01)
山岸 凉子

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青青(あお)の時代 (3) (潮漫画文庫)青青(あお)の時代 (3) (潮漫画文庫)
(2005/01/01)
山岸 凉子

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渦巻く陰謀。その渦中に日女子はおり、かつ日女子自身も相当な陰謀をめぐらす。そもそも照日女を聞こえさまの座から追いやったのは、日女子だった。そうして聞こえさまに収まったものの、日女子には、聞こえさまに求められる、日女や壱与のような超常能力は備わっていなかった。
そこを埋め合わせていこうと画策する日女子が描かれているところが、山岸マンガの味。

悲惨な状況から始まる。壱与とばばさまは冷遇され、食事もろくすっぽ与えられない。挙げ句の果てに家を追い出されてしまう。
しかしこのあたりの最初の部分が一番悲惨かな。その後もピンチはあるが、まあ、なんとか切り抜けられるということで、山岸マンガにありがちな、なんともやりきれない展開ではない。大団円ではないけど、さわやかに終わるということで、まあよかった。
次から次へと起こる戦と陰謀の応酬に息つく暇もなく読んだ。

たまに読みたくなるのよね、山岸凉子。
この話が、そんなに暗くもなく面白かったので、また何か読みたいな。
THEME:漫画 | GENRE:アニメ・コミック | TAGS:

妖精王

主人公の爵(じゃっく)。進学校に身を置いてT大まっしぐらのはずが、結核で休学。北海道の親戚の家で転地療養。
実は先代の妖精王の生まれ変わり。ミッド・サマー・ナイトの夜、新しい妖精王となった。そして、、ニンフディアと人間界の秩序の維持のため、失った言葉でできた指輪、"水の指輪"を取り返しに摩周湖(魔州湖)のダーク・エルフのクイーン・マブの城塞に向かう。友情を駆動力に。プックや様々なエルフたちに助けられ、支えられながら。

妖精王 1, 2, 3 (白泉社コミックス)




爵とエルフ達とのやりとりが面白い。奇怪でどう猛そうな姿で登場するけど、打ち解けちゃったり、人間の姿で登場するけど、実はすごかったり。RPG世代の現代の少年少女達にも是非読んでいただきたい。

頭の中を流れるBGMは、Queen II。妖精王が連載されていた頃、よく聴いていたアルバムの一つ。そしてファンタジー的世界をモチーフにした曲が何曲も収められ、ホワイトサイドとブラックサイドに分かれていた。ちょうど妖精王のブラックエルフとホワイトエルフの世界のように。

「花とゆめ」(だっけ?)連載時に、ガキだった私は、クイーン・マブが暗示するエロティシズムの世界が展開することを強く期待していたっけ。
読書ってほとんどしなかった当時、ギリシャ神話やローマ神話を読み、ハイクラウンに入っていたカード(シシリー・メアリー・バーカーという人の作品らしい)を集めていた私。この作品は、それが漫画化したようで、ど真ん中だった。う~ん、ファンタジー。
グラム・ロック時代のデビッド・ボウイちっくな井冰鹿(いひか)。お懐かしい。

巻末解説が、豪華。人類学者の中沢新一氏(「宗教学者・思想家」と肩書きが書かれている)に始まり、「もうひとつの聖杯物語」と銘打っての解説、井辻朱美氏(歌人・翻訳者)、「『妖精王』とケルト神話と妖精伝承」井村君江氏(明星大学教授[比較文学]・妖精美術館館長)。アカデミカル。最強、充実の布陣。
THEME:マンガ | GENRE:アニメ・コミック | TAGS:

ヴィリ

本作は、
山岸凉子フォーメーションX = バレエ x 人間の心の底に潜む闇
だ。
ヴィリ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)ヴィリ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
(2007/10/23)
山岸凉子

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山岸凉子の人間の心の底に潜む闇を描いた作品と言えば、枚挙にいとまがない。なので、省略。

山岸凉子のバレエ漫画と言えば、下表のとおり。(漏れがあったら、教えてください。ぜひ、読みたいです)

作品主人公舞台発表年
アラベスクノンナ:♀ ティーンエイジャー(高校の年齢)、旧ソ連人旧ソ連、他ヨーロッパ(20世紀後半)1971~1975
牧神の午後ニジンスキー:♂ 成人、ロシア人フランス、他(20世紀初頭)1989
黒鳥-ブラックスワンマリア・トールチーフ:♀ 成人、アメリカ人
(ジョージ・バランシン:♂ 成人)
USA(20世紀中頃)1994
舞姫-テレプシコーラ篠原六花:小学生~高校生、日本人日本+スイス2001~2010
ヴィリ東山礼奈:♀ 成人、日本人日本2007

















本作(ヴィリ)は、それまで扱っていなかった日本人成人女子を主人公に据えている。つまり、バレエを扱ってきて、抜け落ちていたスロットを埋めたと言えるのではないか。
成人日本女子、それは現在の山岸凉子の読者層を考えるともっとも生々しい素材と言える。国籍、年齢、性別の面で、東山礼奈は、上表の主人公の中で、最も私自身に近い。

と思いつつ、読み始めたが、主人公、東山礼奈を身近に感じるところは、非常に少なかった。
何しろ東山礼奈は、親から受け継いだバレエ団を運営しており、自身ももはや若くはないが天才的な美貌のバレリーナなのだ。お嬢で女王様なのだ。
「ここは、山岸凉子の描く女王様の世界を堪能」という姿勢に切り替え、読み進めた。

自身をプリンシパルに据えてのバレエ団公演を控え、ITバブル長者のボーイフレンドをスポンサーに得た主人公。事務方やらコリオグラファーやらベテラン先生が語るバレエ事情も面白い。「さあ、礼奈先生、興行も私生活も順風満帆で、ブイブイ言わせちゃって~~」と期待しつつ読んでいると…やっぱ、そこは山岸凉子なわけで。
奈落が口を開けて待っていた!そして主人公は文字通り、奈落の底へ。

その先の悲劇に幻想的展開が混じる。あざとくなりがちな筋。山岸先生ならではで、流して、まとめている。
最後の読後感は、意外にも爽やか。

THEME:漫画 | GENRE:アニメ・コミック |

牧神の午後

目次
牧神の午後
黒鳥-ブラックスワン
瀕死の発表会
Ballet Studio拝見
山岸凉子と行く「ローザンヌ国際バレエコンクール2007」珍道中記


牧神の午後』は、ニジンスキーのバイオグラフィー。
魂が震えた。

読み終わり、高校のとき、クラスメイトがニジンスキーについて、「ホモ」、「バイ」、「発狂」と語っていたのを思い出した。そして読後、この3要素が統合した、私の頭の中で。
ホモ:セルゲイ・ディアギレフとの関係。やり手のプロデューサー=ディアギレフに愛され、バレエ界で大きく羽ばたいた。
バイ:その後、ロモラ・デ・プルスキと結婚。→ディアギレフと決別。
発狂:天は二物を与えず。芸術家として非凡な才能(翼)を持ったニジンスキーは、興行の才覚(腕)を持たなかった。そんな彼が、ディアギレフのサポートを失い、バレエ芸術と興行マネージメントを自身で行おうと、もがいた末の必至の結末。
ミハイル・フォーキンを語り手としている。

1950年4月8日、イースターの日に「ばらの精」を踊るしぐさをしながら亡くなったという。
読んだのは、先月末か今月上旬。何かに引き寄せられたように感じた。「引き合わされた」と言うべきか。
思うにこれは、『ぶ~け』に連載当時、読んでいる。でもその時には、こんな深い感銘は受けなかった。
今年のイースターは、今度の日曜日。今が読み時かもしれない。

牧神の午後 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)牧神の午後 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
(2008/03/27)
山岸 凉子

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THEME:マンガ | GENRE:アニメ・コミック | TAGS:

ハトシェプスト 山岸涼子

ハトシェプスト―古代エジプト王朝唯一人の女ファラオ (文春文庫―ビジュアル版)
ハトシェプストI
ハトシェプストII
キメィラ
海の魚鱗宮(わだつみのいろこのみや)
スピンクス

『月読』とはうって変わって、エジプトの伝記的2作品と、ギリシャ神話を題材とした2作品。海の魚鱗宮のみ日本神話が題材。
猟奇的であったり、耽美的であったり、官能的であったりするのは、『月読』と同様。
萩尾 望都の『残酷な神が支配する』は、スピンクスの拡大版のようであったのだと思った。

ハトシェプスト表紙


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THEME:漫画 | GENRE:アニメ・コミック | TAGS:

月読  山岸涼子

日本神話を題材とした短編集(ウンディーヌをのぞく)

24年~31年ぶり。懐かしく読んだ。(例によって読み終わるまでは、ストーリーを一切忘れていた)
山岸涼子の絵には、魅了されるなあ。表紙、裏表紙にまたがる月読のイラスト。アールヌーボー、特にアルフォンス・ミュシャの影響が色濃い山岸涼子だが、これはヌーボー風というより琳派風かな、これは。心が浮き立つ物っていい。所有の喜びが生まれる。

木花佐久夜毘売(このはなさくやひめ)は、私が考える少女漫画の王道の展開だなあ。
優秀な姉と比較される主人公-典子。しかも主人公の名前をつけたのは姉。進路を決定したのも姉。繊細な少女はグレ気味。そんな典子の窮地を救う大学生-飛渡圭。偶然2回も。運命。そして圭は、典子の心の痛みを看破し、理解していた。理解されるカタルシス。
あ、王道というのは自分を理解されることにより、コンプレックスから開放されるというところ。私の願望か?それって結局。

月読―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)月読―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)
(1996/08)
山岸 凉子

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THEME:漫画 | GENRE:アニメ・コミック | TAGS:
プロフィール
自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
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読み散らかしています。
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