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モノグラム殺人事件 <名探偵ポアロ>シリーズ ソフィー・ハナ

ポアロは、休暇を取るために、ロンドンの自宅近くで知り合いの目を避けて下宿していた。
下宿の同居人、スコットランドヤードの若き警察官・キャッチプールに教えてもらった珈琲館で過ごしていたところ、自分は殺されるであろうと語り、それは当然の報いであると言う女性に会う。
その頃、ロンドンの一流ホテルで同一犯の犯行と思われる3件の殺人事件が起きていた。3人の男女は別々の部屋で服毒死しており、死後、同じ体勢に整えられ、同じように口にモノグラム(イニシャル図案)付きのカフスボタンが入れられていた。
ポアロは捜査担当のキャッチプールを助けるべく、事件を解明しようとする。


モノグラム殺人事件 (〈名探偵ポアロ〉シリーズ)


ポアロ全部読んじゃった。しかもいくつかは2回。テレビの名探偵ポワロも終わっちゃったし(デジタルリマスター版放送中で、また見ているけど)。
この表紙いいよね。ポアロを象徴するような口ひげと帽子。そして現代的な効果をもたらす赤のストライプの背景の組み合わせ。「ポアロが現代に蘇りました!」と告げているような。
やっぱりこれを読むしかないだろう。
ポアロはあれだけ作品があるのだから、誰もがキャラクターを把握しているだろう。この作品がポアロファンであるミステリー作家であれば間違いないだろうと思った。

長編はうれしい。読んでも読んでも終わらない。(読みにくかった…かも)
トリックは複雑。本格的ミステリーだ。だけど、自分は殺されるであろうというジェニーのつかみが芝居がかりすぎていて、ちょっと引く。

あとポアロのキャラクターの解釈が。キャッチプール君への指図、ジェニーにもう一度会おうと珈琲館に通い詰めるなど、ちょっと違うんじゃないかと。
キャッチプール君はなんで警官になったのだと思えるような自分に自信がない性格。私から考えて、イギリス人っぽい性格だとは思うので、イギリス好きとしてそれはいいかな。まだらっこしいけど。

なんだかんだ、また、ポアロに会いたい。次回作も是非お願い。

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第三の女 アガサ・クリスティー

ある朝、ポアロの元を尋ねてきた若い娘は召使いのジョージには、自分が犯したらしい殺人について相談したいと訪問理由を伝えたが、実際にポアロに会うと、ポアロが年寄りだから頼りにならないと出て行ってしまう。
その娘は、ノーマ・レスタリック。資産家の一人娘でロンドンのマンションに若い女性2人とのルームシェアで暮らしていることがわかった。
ポアロはノーマが犯したという殺人を探し、さらには行方不明のノーマも探す。


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ポアロの長編で話を覚えていないのはこれが最後!とにかく私の娯楽の1つの最後の楽しみという覚悟で読み始めたが、OMG!名探偵ポアロで観た記憶ありの作品。いやいやでも、例によって詳細は思い出せない、大丈夫、大丈夫と読み進める。

名探偵ポアロでは全編が古き懐かしき時代で設定されているが、本作では1966年の発表のその時代のまま。ノーマはミニスカートだし(そりゃ、その時代のマリー・クアントお膝元の土地柄だもんね)、人々は半端に現代(近代?)だ。ビートルズの時代のポアロなんてなー。
そんな考えは途中で一変。ノーマのボーイフレンドのデイヴィッド・ベイカー。作中ではオリヴァ夫人に「孔雀」なんてあだ名をつけられて、えせ芸術家、きどったちんぴら扱い。でも、よーく読んでみて。栗色のふさふさした巻き毛が肩におおいかぶさっている、美形、中性的ルックス、ビロードのジャケットやベストを着ている、ヴァン・ダイクの肖像画と似たり寄ったり、摂政時代風…ってさ、つまりグラムロックのロッカーたちみたいな格好、その先駆けってことじゃない。クイーンがデビュー当時のフレディー・マーキュリーとか、長い巻き毛はザ・フーのロジャー・ダルトリーみたいな感じ?と、思った途端、頭の中に「マイ・ジェネレーション」やらTレックスやらが流れ始める。こりゃ、たまらん。

ポアロの元を尋ねてきた若い娘が誰なのかを特定するところから、ノーマとわかって、ノーマを見つけ出すまで、オリヴァ夫人が大活躍。以前は、女の勘を振りかざすオリヴァ夫人うぜえって思っていたけど、この作品では行動の人。好感が持てる。

ノーマの義理の母親が鬘をかぶっていて、オリヴァ夫人はヘアピースを付けていて、そういえば、そんなのが流行っていた時代だったかもしれない。子供の頃の私が鬘を付けることにあこがれていたことを思うと。

トリックは、どれもなかなか感心した。
また、第三の女(Third Girl)って題も、考えてるーって最後に思った。ルームシェアの三番目の入居者だからThird Girlでそれを日本語にして「第三の女」だなんてまるで興味を引かない題名だなんて思ったけど、第三者(Third Person)とかかっていた。
THEME:ミステリ | GENRE:小説・文学 |

複数の時計  アガサ・クリスティー

速記タイピストのシェイラ・ウエッブが所属の秘書・タイプ引き受け所から指示を受けて、ミリセント・バブーシュの家に行き、指示どおり居間に入ったところ、見知らぬ男の死体があった。
この死体が持っていた名刺はでたらめな情報で、その他、身元を特定する者はなく、死体があった家の住人、バブーシュも、この人物を知らないと言う。

複数の時計 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)複数の時計 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
(2003/11/11)
アガサ・クリスティー

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ポアロを除くとコリン・ラムが次の主要登場人物。秘密情報部員(兼海洋学者)ということなのだけど、調査内容がなんかままごとのように感じられてしまうのは、時代のなせる技なのだろうか。

シェイラは、見知らぬ男の死体に遭遇して怖かったというのと同時に、死体発見現場(見知らぬ人の家)に自分の時計があったに気がつき、恐怖倍増だよねと。

2人目の殺人のあたりで、犯人がわかるけど、1人目殺人の動機やからくりは最後までわからず、「おおっ」となった。

読み終わってみると、いくつかのポアロ・シリーズの素材を組み合わせて構成されているような感じがしたものの、面白く読めた。

これ、30年ぐらい前と、10年ちょっと前に読んだように思う。その頃は、長編が苦手でよく途中で挫折していたのだけど、これは読んだのだろうか。
私のポアロ・シリーズ全編読破ももう目前。さあ、「あと少しだ、頑張って読もう」というより、「あと少ししかない。そうでなくてもドラマ名探偵ポアロであらすじがうっすらわかっているものばかりで、新しい感動が味わえない」という、さびしい心境。
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ポアロとグリーンショアの阿房宮 アガサ・クリスティー

死者のあやまち』(Dead Man's Folly)の原案版。100ページ余の中編にクリスティーの孫やら表紙のイラストレーターやら研究者のエッセイ。

ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫)ポアロとグリーンショアの阿房宮 (クリスティー文庫)
(2015/01/09)
アガサ クリスティー

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こちらの原題は「Hercule Poirot and the Greenshore Folly」で、follyが阿房宮と訳されている。ナス屋敷がグリーンショア屋敷に変わっているということと、全体に短くなっている以外に同じという印象。と、実行犯が一部違っていたかな。このぐらい短い方が展開が速くていいかもと思った。でも、よくよく考えてみると『死者のあやまち』にあった重要部分がなかったりするかも。例えば後半の犠牲者の家族とポアロの会話。真相に迫る重要なヒント。あるとないとじゃ違う。

舞台は、グリーンウェイという名前でクリスティーの別荘だったという。クリスティーが実在する場所を舞台にしたのは数少ないのだそうだ。ここは、『五匹の子豚』の舞台にもなっているという。99年にナショナル・トラストに譲ったということ。あのデヴィッド・スーシェのポアロの舞台を見ることができる。いつか是非行きたい。
THEME:ミステリ | GENRE:小説・文学 |

葬儀を終えて アガサ ・クリスティー

アバネシー家の当主、リチャード・アバネシーが亡くなった。病気により、いつかは亡くなることが予見されていたものの、予想以上に早い死ではあった。
跡継ぎになるはずだった息子たちは戦死していた。葬儀の後に弁護士で遺言実行者であるエントウイッスル氏により、遺産は、リチャードの弟、妹、甥、姪(x2)、弟の未亡人に分配するという遺言の説明があった。
そのとき、リチャードの妹コーラが「だって、リチャードは殺されたんでしょう?」と言い放った。翌日、そのコーラは、何者かにより惨殺された。
エントウイッスル氏は旧知のエルキュール・ポアロに調査を依頼する。

葬儀を終えて葬儀を終えて
(2012/08/01)
アガサ ・クリスティー、加島 祥造 他

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兄の死を悼むふりすらできない、「イタイ」を超えたおばさんであるコーラ。うーん、自分に似ている。しかし葬式となれば、故人とすごく親しかったわけじゃなくても大泣きしてしまう自分とはちょっと違うだろうか。むしろ、親族のの葬式で会った叔母が似ているかな。ちょっとでっぷりしているところ、葬式に似つかわしくない陽気さ。ともあれ、コーラは現実に現代のイギリスから遠く離れた極東の地にもいる。リアルティーがある。

そんなコーラだからこそ、真実を語ったのだろう、いや彼女のいたずら心で話を盛ってみたのかもと残されたたものたちが考える。
容疑者となるリチャードの遺産の相続人たち一人一人の性格が興味深く描かれている。コーラが殺されたときのアリバイをそれぞれが述べたものの、誰の話の裏も取れないというスタート。

500ページ弱でポアロの長編で感じる冗漫さに悩まされるかと懸念したものの、面白かった。
しかし、犯人の動機とトリックが明かされて、それってあり?と思った。
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マギンティ夫人は死んだ アガサ・クリスティー

イギリスの遊戯歌「マギンティ夫人は死んだ」のとおりにひざをついて、手を伸ばして死んだマギンティ夫人。
マギンティ夫人は未亡人で借家に住み、間借人を置き、他に村のいくつかの家で雑用をして生計を立てていた。夫人を殺害した犯人として、間借人のジェイムズ・ベントリイが捕らえられ、有罪が確定し死刑の宣告を受けた。
しかし、捜査の担当だったスペンス警視は、ベントリイが犯人だとは信じられず、ポアロに相談に来た。ポアロは無償で、キルチェスターのブロディニーに滞在し、真相の解明に乗り出した。

マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
(2003/12)
アガサ クリスティー

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警察関係者から尊敬され友好的な関係にあるというのがポアロの特徴。ポアロも当局のネットワークを使って、手間の掛かる調査を簡単に済ませるというところが合理的でいいと思う。

調査を開始して、主立った関係者から話を聞きに行った後、ポアロが駅のプラットフォームから突き落とされそうになる。そこで、マギンティ夫人殺害犯が、ベントリイ以外であると確信するというくだりが印象的。

犯人は意外。といって、面白かったかというと…私には向かなかったというか。遊戯歌をモチーフに使うというのがそもそも好きじゃないし、本筋に関係ないじゃんっていうのがあったし。あと、人物の隠された過去って、クリスティーの定番だけど、読者が推理してわかるっていう鍵が提供されていないような。

でも、明かされたトリックや、登場人物たちが織りなす捜査を混乱させたことになった事柄の解説は、面白かった。
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満潮に乗って アガサ・クリスティー

富豪のゴードン・クロードが渡米中に結婚し、イギリスに帰ってまもなく空襲で亡くなった。結婚によって無効になった遺言書を書き換えることもなく。結婚によりゴードン・クロードの遺産は、ともに空襲に遭いながらも奇跡的に助かった未亡人のものになることになった。一族は、故人の常からの言葉もあり、彼の財産に頼って生活していたため、各人が生活に窮していた。
そこに未亡人ロザリーンがクロードより前に最初に結婚した相手であるロバート・アンダーヘイはロザリーンと死に別れではなく、まだ生きていると示唆する者が現れる。アンダーヘイが生きていれば、ゴードン・クロードとロザリーンとの結婚は無効になる。一族にとって非常に都合がよかった。

満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
(2004/06/14)
アガサ・クリスティー

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プロローグでのポアロの登場。

 ここでポーター少佐はまた息を入れた。彼の目は、エナメル靴から、縞のズボン、黒いコート、とたどっていき、卵形の頭と、仰々しいひげに巡りついた。


脳が文字の入力を映像に変換しまざまざと描き出さずにはいられない。
そして、場面変わって、ポアロの事務所を訪ねてきたケイシー・クロード。霊の導きでポアロの元へ来たという。ポアロは依頼を断るが、読者はいずれ関わり合いになることがわかっている。この後、第二篇の225ページまで登場がなくても、退屈することなく読むことができる。

実際、空襲の日にロンドンの会員制クラブでポーター少佐が話していたロザリーンの前夫が生きているという話はどうなるのか、その場にいた一族の一人であるジャーミイ・クロードはその話を聞きながら、誰にも話さず何の行動も起こさないのも気になる。
また一族の視点で語られるため、一族に同情して読んでしまう。各世帯が経済的に破綻してどうなってしまうのかと。

シェークスピアのジュリアス・シーザーからの引用によるタイトル、テニスンの物語詩の主人公の名前をかたる登場人物と格調高き文学の薫り。
最後に明かされる数々のトリックと意外すぎる真相の数々。
傑作!

絶対読んでいないはずだと思ったが、あらすじに記憶が。たぶん「名探偵ポアロ」で見たのだろう。しかし、トリックや結末はまったく記憶がないので、非常に楽しめた。

キャムデン・ヒルは、カムデン・ヒルってロンドンの人たちは言うよね。キャムデンって、イギリスだとどっちの方の訛り?西の方だっけ?と初っぱなから思ってしまい、翻訳には重箱の隅をつつくような態度で読んでしまった。
THEME:ミステリ | GENRE:小説・文学 | TAGS:

教会で死んだ男(短編集) アガサ・クリスティー

戦勝記念舞踏会事件 The Affair at the Victory Ball
(=戦勝舞踏会事件:ポワロの事件簿 1)
ヘイスティングズは、ポアロと起居をともにしている時代の話。ジャップも登場。
戦勝記念の本格的舞踏会が仮装って、異文化感じるわー。
1951年発表

潜水艦の設計図 The Submarine Plans
「謎の盗難事件」 The Incredible Theftのショートバージョン
ポワロの事件簿 1にも収録
こちらもヘイスティングズがポアロと一緒に住んでいる模様。
1951年発表

クラブのキング
ポワロの事件簿 1にも収録
こちらもヘイスティングズがポアロと一緒に住んでいる模様。
ブリッジが鍵となっている。ひらいたトランプを始め、ポアロのシリーズで最近読んだのにブリッジをしていたという記述が多いなあ。
1951年発表

マーキット・ベイジングの怪事件 The Market Basing Mystery
(=マーキット・ベイジングの謎:ポワロの事件簿 1)
ジャップ警部の提案で週末にみんな(ポアロとヘイスティングズ)で仲良く、マーキット・ベイジングというひなびた田舎町で過ごすことに。
「厩舎街(ミューズ)の殺人」(Murder in the Mews)のショートバージョン。
1951年発表

二重の手がかり The Double Clue
資産家のハードマン氏が友人を招いてコレクションの宝石を見せた。友人たちが帰った後、アンティックの宝石がなくなっていた。ポアロは内々の調査を依頼される。
ヘイスティングの語り。
『ヘラクレスの冒険』に登場のヴェラ・ロサコフ伯爵夫人登場。この事件でポアロと初めて会ったということなので、『ヘラクレスの冒険』より以前の話ということになる。
1961年発表

呪われた相続人 The Lemesurier Inheritance
(=呪われた相続:ポワロの事件簿 1)
ヘイスティングズの語り。
不貞を疑われ無実の罪を着せられ殺された妻子の呪いにより、長男はぜったいに相続できないというリムジュニア家。祟りを信じないが長男に続けざまに起きた事故に不審を抱いたリムジュニア夫人からポアロは調査の依頼を受けた。
ヘイスティングズの語り。1951年発表

コーンウォールの毒殺事件 The Cornish Mystery
(=コーンウォールの謎:ポワロの事件簿 1)
ポアロはコーンウォールからのペンジェリー夫人の訪問を受けた。夫が食事に毒を混ぜているのではないかと疑っている。ポアロは、翌日訪ねていったが、すでにペンジェリー夫人は亡くなった後だった。
ヘイスティングズの語り。1951年発表

プリマス行き急行列車
(=プリマス急行:ポワロの事件簿 1)
ヘイスティングズの語り。1951年発表
解説(「わがクリスティー体験」)にあるとおり、そうだ、そう言えば『青電車の秘密』と同じトリックだ。

料理人の失踪
(=料理女を探せ:ポワロの事件簿 1)
ヘイスティングズの語り。1951年発表
これも結構、鉄道と関わり合いが深いのよね。

二重の罪 Double Sin
ヘイスティングズの語り。
こちらは、長距離バスの話。
1961年発表

スズメ蜂の巣 Wasps' Nest
冤罪阻止という点で、「マーキット・ベイジングの怪事件」なんかと、同系列。
1961年発表

洋裁店の人形 The Dressmaker's Doll
非ポアロ。

ほんとに、あたしは、好きなの。このお人形も、そういってもらいたいのよ。かわいがってほしいと思っているのよ

と少女が語るオチが、怪奇モノという印象から、一気に変わったな。
1961年発表

教会で死んだ男 Sanctuary
ミス・マープルだけど、ミス・マープル特有の昔の話とか村の誰だかの話がなくて、よかった。
1961年発表

わがクリスティー体験 関口苑生
教会で死んだ男(短編集) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)教会で死んだ男(短編集) (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
(2003/11/11)
アガサ・クリスティー

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THEME:ミステリ | GENRE:小説・文学 | TAGS:

死人の鏡 アガサ・クリスティー

ポアロ登場の中編集。

厩舎街(ミューズ)の殺人 Murder in the Mews
女性が拳銃で自殺をしたと思われたが、自殺としては不自然な点があがってきた。
「マーキット・ベイジングの怪事件」(The Market Basing Mystery)のロングバージョン。


旅先で知り合って意気投合した女性同士でハウスシェアって、あこがれる。

謎の盗難事件 The Incredible Theft

「潜水艦の設計図」(The Submarine Plans)のロングバージョン。

トリック以上に犯人の処理と、その賞賛のことば、「おお、なるほど」と。
もちろん慧眼のポアロは、真実を見抜き、小粋な計らいをするというところもいいね。

死人の鏡 Dead Man's Mirror
ポアロは地方(ハムバラ、ウィムパリー)に住む旧家の当主に電報で呼びつけられたが、着いたときに当主が密室で亡くなっていたことに立ち会うことになった。

砂にかかれた三角形 Triangle at Rhodes

静かな休暇を望んで、季節外れのロードス島に来たポアロ。しかし、5回の結婚をした美貌のチャントリー夫人が、夫を尻目に、夫婦で来ているゴールド氏に秋波を送り、不穏な雰囲気が広がっていた。

死人の鏡 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)死人の鏡 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
(2004/05/14)
アガサ・クリスティー

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THEME:海外小説・翻訳本 | GENRE:小説・文学 |

ポワロの事件簿 1 アガサ・クリスティ

戦勝舞踏会事件
料理女を探せ
マーキット・ベイジングの謎
呪われた相続
潜水艦の設計図
ヴェールをかけたレディ
プリマス急行
消えた鉱山
チョコレートの箱
コーンウォールの謎
クラブのキング

 訳者あとがき

ポワロの事件簿 1 (創元推理文庫 105-6)ポワロの事件簿 1 (創元推理文庫 105-6)
(1980/10)
アガサ・クリスティ

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「ヴェールをかけたレディ」、「消えた鉱山」、「チョコレートの箱」、「訳者あとがき」を拾い読み。あとは、教会で死んだ男 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)にも収録されているので今回はパス。

「ヴェールをかけたレディ」 ポアロがウィンブルドンのお屋敷に忍び込む。
『名探偵ポアロ』で見たなあ。それだと最後のポアロとレディが小箱をお互いに記念にほしいという駆け引きが面白かった。

「消えた鉱山」 鉱山のありかを示す地図を持つ中国人、ウー・リンがロンドン到着後に行方不明に。
これも『名探偵ポアロ』で見た。ロンドンの阿片窟なんて出てきて、見た当時は、どきどきしたなあ。

「チョコレートの箱」 ポアロがベルギー警察隊に所属していた頃の回想。休暇中に突発的に起きた心臓麻痺により死んだとされたポール・デルラールについて、自然死ではないと主張する若い女性からの依頼を受けて、個人的に調べることになった。
これも見たーーー。

ポアロは短編でも、どれも面白い。
21世紀の日本で生活する私には現実に迫るものもないので、寝る前に読んでも眠れなくなることもなく、寝る前に1編ぐらい読むというのにちょうどいい。
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プロフィール
自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
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読み散らかしています。
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