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図説|ウィリアム・モリス―ヴィクトリア朝を越えた巨人 ダーリング・ブルース、ダーリング 常田益代 他

ウィリアム・モリスの生涯を作品と関心の面から著わしている。

ウィリアム・モリスの情熱が費やされたのは、テキスタイルや壁紙のデザインのみじゃない。本の装丁、家具やテーブルウェアのデザインを行い、さらに経営者やプロデューザーとして世に送り出すところまで行っている。さらには、社会主義運動や古建造物や景観の保護運動まで。どの分野にも、精力を傾け、成果を残し、62年という短めの生涯を閉じた。

図説|ウィリアム・モリス―ヴィクトリア朝を越えた巨人 (ふくろうの本)図説|ウィリアム・モリス―ヴィクトリア朝を越えた巨人 (ふくろうの本)
(2008/06/23)
ダーリング・ブルース、ダーリング 常田益代 他

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晩春・初夏ともなってくると、草木が生い茂り、重なり絡まる。すると、ウィリアム・モリス風に見える。これが本書を手にした動機。

パターンを見れば、初めて見た物でも、これはウィリアム・モリスだなと思うほど、ウィリアム・モリスのテキスタイルや壁紙の意匠には、はっきりした個性がある。しかしそれは、独創的だとは感じない。

そのウィリアム・モリスのパターンが生み出されたのは、彼の生い立ちに深く関わり合っていた。イギリスの自然や庭園や中世の建造物や古書などのデザインを愛し、それを保全し、産業革命にあった彼の時代に広め伝えようとした。自分のみの周りすべてを自分が美しいと信じる物で満たそうとした。そして自分のみならず、庶民に手の届く価格で良品を提供しようと努力した。
それを実現するために関連する技術や思想を自分のものにしたというところが、単なる開発者、デザイナー、プロデューサーでも、単なる思想家でもない。その並ならぬ執念が、本書から伝わってきた。

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THEME:アート・デザイン | GENRE:学問・文化・芸術 | TAGS:

聖書と神話の象徴図鑑 岡田温司

西洋美術において、象徴として用いられてきたさまざまなモチーフの解説書。

PART 1 宇宙・空間:太陽、月、辺獄・煉獄・地獄など
PART 2 自然:花、木、果実、動物など
PART 3 人間:神話の登場人物、聖書の登場人物、など
PART 4 時の移り変わり:生、死、など
PART 5 寓意・記号:五感、色彩、など

聖書と神話の象徴図鑑聖書と神話の象徴図鑑
(2011/10/15)
岡田温司

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面白い!

説明の隣にカラー図版が示されているから、ばっちり理解できる。図版には引き出し線で、重要ポイントが指し示されているから、どれが該当する象徴なのかがちゃんとわかる。

今まで見たことのある有名な絵画に書き込まれた様々な意図と狙われた効果について、よーくわかった。また今まで抱いていた様々な疑問が解決した。(世界各国で、聖ルカの名を冠している病院があるのは、なぜか?とかね)
西洋文化の基盤を学んだという気分。美術だけじゃなく、音楽、文学、映画など、西洋文化のさまざまな産物を理解していくのに、きっと役に立つだろう。

引用されているのは、世界の名作ばかりだから、鑑賞の楽しみもある。

A5版で、ソフトカバーとコンパクトな仕様もいい。通勤の電車で読むのに持ち歩けた。(ただし530gあり、少々重かったけど)
充実の内容で、2000円とお手頃な値段なのもいい。

索引や理解を助ける各種コラムは、気が利いている。コラム(というか何と言うか。数ページにわたっていったりする)は以下の通り。
◇「神話ー神々の系譜」
◇旧約聖書の大まかな流れ
◇新約聖書の大まかな流れ
◇知っておきたいシンボルの読み解きのいろは
THEME:art・芸術・美術 | GENRE:学問・文化・芸術 |
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自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
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