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殺人者の顔 ヘニング・マンケル

スウェーデン南部の小さな農村で農民の老人が惨殺される。その農村を管轄とするイースタの警察官、クルト・ヴァランダーが事件捜査の指揮を取る。
発見時には重傷ながらまだ息のあった農民の妻は、「外国の」とひと言発して、亡くなってしまう。それが犯人に関することなのかどうかは明らかにしないまま。


Amasonの『殺人者の顔』のページ

スウェーデンが広く外国から移民を受け入れていた時代。そして、元からのスウェーデン人にそれについて不満を持つ者が現れ始めていた時代。
農民の妻のいまわの際のひと言がマスメディアに漏れ、ヴァランダーら警察署は殺人事件捜査と、外国人への攻撃の警戒の両方にあたらなければならなくなる。
さらにヴァランダーの私生活と話はてんこ盛りだが、不思議ととっちらかった感じはない。

北欧小説の主人公たちは、どうしてみんな離婚しているんだ?(ミレニアムのリスベット(独身)を除く)これでもというぐらい気の毒な描写がされがち(ミレニアムのミカエル(島耕作並みのもってもて)を除く)
中でもヴァランダーは気の毒そうだ。さらに元妻を殴っていたり、社会的に情けないことをしたりと主人公にこれはないと思えるような記述が。
それでも随所に活躍するし、オペラ好きという高尚な趣味がなんとか救っている。

それにしても男が女を殴るっていうのも北欧小説に毎度出てくる。特に暴力的とは描かれていない人物たちのDVなんかがね。平均的に日本人より筋骨に恵まれているだろう北欧の男が女を殴るって怖いって毎度思う。

90年代初頭の話だから、スマホとインターネットでコミュニケーションと情報取得ができる現代の話よりじれったいとは思ったものの、シリーズ読むよ。面白かったもん。

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THEME:ミステリ | GENRE:小説・文学 |
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自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
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