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さえずる舌 明野照葉

友部真幌は38歳にして公私ともに非常に順調な人生を送っていた。本職の心理カウンセラーとしても、産業カウンセラー(企業と契約し社員のメンタルヘルス、人間関係開発など、組織内の人間の精神衛生を図る)、関連事業のフリーオフィス(休職者が職場復帰前に慣らしで仕事同様のことを行う)もヒーリングサロンも、順調。信頼のおけるスタッフに恵まれ、真幌自身もスタッフより尊敬を集め好かれている。プライベート面では、バツイチながら中庸を好む黒沢悠介を結婚し、その黒沢がビジネス上のアドヴァイスも与えてくれる。

そんな自分をラッキーだと評価する真幌が、さらにラッキーなことに知性、美貌すべてにおいて抜きんでて如才のない島岡芽衣をヒーリングサロンに迎えた。
それが真幌のすべてを揺るがせかねない危機的状況に直面する端緒となってしまった。

さえずる舌 (光文社文庫)さえずる舌 (光文社文庫)
(2009/03/12)
明野 照葉

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こんなホラーがあったとは。
これならホラーが嫌いな私もいただける。
健康な人間の心に入り込み歯車を狂わせるというホラー。
基本スプラッタはなし。(ただし、動物虐待がちらっと出てくる。そこは、すごくいや)

真幌を始め、まわりの人物が個性はあるもののバランスが取れた人物であるところがいい。だから余計な混乱は起こりようがないのだが、それでも真幌は窮状に追い込まれていく。心理ホラー。

それでも真幌は冷静に解決の手段を探る。人々の助けもあり、危機は去る。そこに読んでいて爽快感がある。
しかし最後に真幌の心には一生振り払うことができない影が落とされる。そこがまたホラーなのだ。
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THEME:怪談/ホラー | GENRE:小説・文学 | TAGS:

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自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
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