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凍土の密約 今野敏

警視庁公安部外事一課所属の倉島達夫は赤坂で発生した殺人事件の特捜本部に参加するよう指示を受けた。さらに多摩川沿いで起きた殺人事件の様子を見に行くように指示を受けた。被害者は両方とも倉島自身が、マークしていた人物ではない。しかし両方とも公安総務からの指示だと言う。
調査により被害者はいずれもロシアと関連を持っていたことがわかり、倉島はやっと自分が捜査にあたるように指示された意味を捕える。同一犯と考えられる殺人は続くが、倉島らは、犯人の特定も目的も掴めずにいた。

凍土の密約凍土の密約
(2012/03/09)
今野 敏

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シリーズ第3作にして、本作はヴィクトルが登場しない。したがって自動的に「倉島達夫シリーズ」になった。
倉島達夫の成長を追うシリーズでのマイルストーンと考えると本作の意義はあるだろう。また公安のお仕事紹介小説としては、刑事部との対比など、わかりやすく説明されていていいだろう。しかし、そんなことどうでもいい読者には…だろうな。

ヴィクトルは出てこないけど、シリーズ第1作曙光の街からの登場人物、大木天声と高橋良一、今野警察小説常連の刑事部捜査一課 田端守雄課長、管理官の池田厚作、池谷陽一なども登場。

読んでいて「?」の連続だった。たとえば、クライマックス部分。白夜街道で元KGBのスペシャリストについてロシアの小さな村の一軒家に突入した1件の経験から学んで、都内のマンションで「こういう場合は、正面突破だ」って。ええーっ!まあ、いいけど。

本作は、歴史というより伝説をモチーフにしている。今野作品にときどきある。徐福伝説を扱った蓬莱、STの為朝伝説殺人ファイル桃太郎伝説殺人ファイル、などなど。
今回は近代史の伝説。日本の領土問題 北方四島、竹島、尖閣諸島で少し前に記憶を更新した内容が出てきた。小説をより面白く読むために小説以外の読書って役に立つと思った。

あと、ロシアって隣国なんだなあって、改めて思った。首都は東京から遥か彼方だし、コケイジャンが多数派だから、そんなことを忘れがちなんだけど。

ともあれ、シリーズ次作、アクティブメジャーズに期待。
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THEME:今野敏 | GENRE:本・雑誌 | TAGS:

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