カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事+コメント
カテゴリー

openclose

小説のように アリス マンロー

ぞくりとさせられる話が多かった。
ある意味ホラーという意味で去年読んだ莫言と共通する。訳者あとがきによると「南部オンタリオゴシック」と評されているそうだ。

今年のノーベル文学賞受賞作家。賞を得るほど評価されているということは、面白いということなのだろうと読んでみた。人は何を評価するのかを学ぶためでもあった。

次元  Dimensions
ドーリーが結婚したのは、独特なこだわりを持つ男だった。

「こんな男、めんどくさいなあ。絶対やだなあ。ドーリーは鷹揚だなあ」なんて思っていたけど、そういう次元の話じゃなかった。ああ、怖い。

小説のように  Fiction
ジョイスは夫の誕生日パーティーに会ったある娘が作家であると知り、その著作である小説を読んだ。そのストーリーにより、その娘クリスティーが、ジョイスが音楽教師だった時の教え子だったことを悟る。

作中作により、ジョイスが過去にしていたことが描写される。教え子にとって残酷であり、ジョイスにとって暴かれたくない過去が。ああ、恥ずかしい。

ウェンロック・エッジ  Wenlock Edge
「わたし」が勉学に勤しむまじめな大学だった。下宿でルームメイトとなったニナは、大学の聴講生で、部屋ではいつも薄いキモノ一枚という風変わりな女性だった。ニナにより、「わたし」は、忘れ難い経験をする。

ミスター・パーヴァスとのディナー。「わたし」は、どうなるの。O嬢の物語と同種のどきどきがあった。

深い穴  Deep-holes
サリーの長男ケントは、ピクニックで行った深い穴に落ちた。

遊離基  Free Radicals
ニータは夫を突然失って間もなく、殺人犯に押し入られた。

顔  Face
紫の母斑がある「私」の幼馴染のナンシーととの思い出。

ナンシーの一途な思いに、はっとさせられた。

女たち  Some women
十三歳の夏休みに「わたし」はクロージャー家で白血病に罹った若旦那の世話をするために雇われた。

クロージャー若旦那をめぐっての女たちの関係性を味わう。

子どもの遊び Child's Play
「わたし」はサマーキャンプで初めてシャーリーンに会ったが、名前が似ていたため周囲から双子に間違えられる。そのままシャーリーンと仲良くなった。そこに、幼馴染で過去「わたし」に不愉快なことをしていたヴァーナが現れた。

10歳ほどの子どもが二人でやったこと。恐怖から回避されたい「わたし」と「わたし」の気持ちに瞬時に同調したシャーリーン。まるで波を避けるようにやったことだろう。だけど、やったことが波を避けるために取った行動とは意味が異なることを理解できるだけの年に達していた二人。

木 Wood
家具職人や薪の卸をしているロイは、自分が伐採の取引をまとめたはずの林地の木が別の取引先に伐採されると聞き、焦る。

あまりに幸せ Too Much Happiness

数学者であり小説家でもあったソフィア・コワレフスカヤの物語。
英語原本は、こちらがタイトル。

小説のように (新潮クレスト・ブックス)小説のように (新潮クレスト・ブックス)
(2010/11)
アリス マンロー

商品詳細を見る
関連記事
THEME:漫画家の本 | GENRE:アニメ・コミック | TAGS:

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

TRACKBACK

当記事を引用の場合は、ぜひトラックバックをお願いします。それ以外の場合は、ご遠慮願います。


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール
自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
カウンター
読みかけ
読み散らかしています。
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

*上(別窓)のメールフォームが表示・動作しない場合はこちら

Twitter
Blogram
義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして