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ミレニアムと私 エヴァ ガブリエルソン、マリー=フランソワーズ コロンバニ 他

原題のMill énium, Stieg et moiのとおり、「ミレニアムとスティーグと私」の内容。ミレニアム3部作の作者スティーグ・ラーソンと32年間パートナーだったエヴァ・ガブリエルソンが、ラーソンから聞いた二人が会う前のラーソンとガブリエルソン自身、そして共に歩んだ32年間のラーソンとガブリエルソン自身について語る。ミレニアムに関連し、ミレニアムが生み出されることに大きく寄与した二人の人生、生活について。ミレニアムはガブリエルソンの知識とスティーグの創作能力を組み合わせた産物であり、どちらを作者としてクレジットするかは重要と考えていなかったと。
ラーソンの作品の著作者人格権をめぐりラーソンの家族との争う状況にあり、内容の客観性のため、第三者のマリー=フランソワーズ・コロンバニに原稿を預けて共同作者とした。
…という内容だったと記憶。

社会福祉・社会保障の先進国と考えていたスウェーデンで結婚していないパートナーに遺産が入らないというのが驚きだった。これは、ミレニアムを文庫版の訳者あとがきなどでわかっていたことだが。

ミレニアムでにわかに興味を持ったスウェーデン、そしてラーソンについていろいろ知れて面白かった。
二人が住んでいたフラットがうちよりも床面積が狭いというのは、かなりびっくりしたし、余裕のない生活を送っていたというような記述は掛け値のないものなのだろうと思った。

あと、びっくりしたのは、作者が北欧神話に基づいた呪いの儀式を行ったという記述。結構鬼気迫るものがあった。スウェーデン人は合理的な考え方をし、そういうものとは無縁だという先入観があったから。それできっぱり怨嗟が晴らせたなら、合理的な方法だったし、そういうことをしたと書くことにより広く伝えて相手を糾弾するという効果を得られたと考えるのであれば、それもある意味合理的だが。

ラーソンの死、その後の遺産を巡る悲劇的な展開には、あらかじめわかっていたことだけど泣かされた。

ミレニアム4は、著作者人格権さえ得ることができれば、ガブリエルソンが完成させルことができると言っている。つまり、話はほぼほぼできあがっているのだろう。
単純なミレニアムファンとしては、それは吉報。とにかく出してほしい。

ミレニアムと私ミレニアムと私
(2011/11)
エヴァ ガブリエルソン、マリー=フランソワーズ コロンバニ 他

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