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ホテル・ピーベリー 近藤史恵

ハワイ島の町から離れた日本人の経営するホテル・ピーベリー。長期滞在者向きだが、最長3ヶ月間、そして1度のみしか泊まれないという。
小学校教師を辞めた「ぼく」、木崎淳平は、友達に勧められて初めての海外旅行で、3ヶ月この宿に泊まることにした。6部屋しかない小規模経営の宿で、客は日本人のみ5人、宿を切り盛りするオーナー夫妻のみ。そこで事件が起きた。

ホテル・ピーベリー (双葉文庫)ホテル・ピーベリー (双葉文庫)
(2014/11/13)
近藤 史恵

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2つの事件について、事故なのか殺人事件なのか考えさせられる。そして淳平の2つの異性に対する気持ち。恋愛感情なのか、それとも。
この2つをめぐるサスペンスに引き込まれる。これが一番の魅力。
また、バケーション気分に浸れるのもいい。初めての土地で食事やコーヒーや適度な日本人同士の会話に恵まれ、ハワイ島やオアフ島での観光。

サスペンスの核。
最初に亡くなった者にはパスポートがなく提出されていた連絡先はでたらめだった。そんな死者が生前に語ったという言葉、「このホテルの客はみんな、嘘をついている」。それは根拠のある真実なのか、嘘つきの戯れ言なのか。

目が覚めると、毎日のように雨が降っていた。…(中略)…人間だって、土砂降りばかりの人生もあれば、曇り空さえないように見える人もいるではないか。

で、始まる冒頭から、巧みに誘われ、主人公が閉塞感でいっぱいの気分の中で味わったぬるま湯のような快適さをもう少しという気分に同調してしまう。
2つとも偶然の事故でいい。気になるけど、それより…そんな気分で読んでしまうが、淳平にホテル・ピーベリーを紹介した友人の杉下がハワイ島を再び来訪し、急展開。

2度読むことは私にとって非常にまれなのだけど、これは2度読んだ。サクリファイスのシリーズレベルの面白さだった。
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THEME:ミステリ | GENRE:小説・文学 |

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自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
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