カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最近の記事+コメント
カテゴリー

openclose

Shelter(シェルター) 近藤史恵

合田力の整体院の受付、江藤恵(えとう めぐむ)。中国旅行と嘘をついて休暇を取り、東京のウィークリーマンションに滞在していた。自分について話さない美少女にお金を貸すように無心され、宿に泊めた。当然、訳ありの娘だった。
週刊誌記者の小松崎雄大の小松崎雄大は、つきあい始めた歩から姉が失踪したことを聞き、見つけ出すのに力を貸したいと思う。なのに、売り出し中の美少女タレントの取材を巡って、東京への出張を命じられる。

Shelter(シェルター) (祥伝社文庫)Shelter(シェルター) (祥伝社文庫)
(2006/09)
近藤 史恵

商品詳細を見る

大阪に住むようになってから、わざとわたしは、あの街のイントネーションを身につけた。それはまるで、砂糖と醤油で煮詰めるように、わたしの生まれた街の気配を消してしまうだろうから。

恵の故郷は淡路島。私が、東京から車を運転して行ったときには、大阪、神戸、そしてそのまま陸路で島に入った。ざっくりした感じでは、東京、横浜、そして横須賀へというのと同じ印象。島の緑と海を背景にして落ちていく夕日の美しさったらなかったが、東京の人間からすると、同じ関西圏だと思う。だけど、距離以上に隔てる何かがあるのだろう。

都会にはシェルターがたくさんある。ワンコインで、少しの居心地良さを与えてくれるカフェだとか、コーヒーショップだとか。

というのは、その答えの一つ。

家が嫌いだったから、わたしは学校から、できるだけ遠回りして帰ったのだ。

何で嫌いだったのか、それが恵に植え付けられた深い傷に直結している。その傷が未だにうずくから、恵はまた大阪から東京へシェルターを求めて来た。

居心地のよさが与えられるのは、ほんの短い間。

とわかっていても。

シリーズ第3作。こちらも人は死なない(直接には)。これは、いいところ。
恵の過去は過酷だが、だからなんだろうか、美少女への親切さは。それに対し、美少女は思春期の不安定さからお騒がせなことになっている?事の顛末に、「ええーっ、そんなのあり?」ってなる。
関連記事
THEME:ミステリ | GENRE:小説・文学 | TAGS:

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

TRACKBACK

当記事を引用の場合は、ぜひトラックバックをお願いします。それ以外の場合は、ご遠慮願います。


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール
自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
カウンター
読みかけ
読み散らかしています。
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

*上(別窓)のメールフォームが表示・動作しない場合はこちら

Twitter
Blogram
義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして