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先生と私 佐藤優

佐藤氏の生い立ちから、中三春休みの北海道までの一人旅、埼玉県立浦和高校の入学式の日までが綴られた回顧録。中学の進学塾での生活を核としている。


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ここに出てくる「先生」は、佐藤氏が影響を受けた進学塾の先生たちを指している。また両親も含まれているだろう。

少年佐藤優は適切に相手の気持ちを慮りながら開いた心で人々に接し、接した人々は優から強い印象を得る。
進学塾でありながら、人間としての生き方、考え方を示され、優は強い興味を示す。他の生徒が試験で高得点を取るためだけの勉強がしたいと考えているものがほとんどであるのとは対照的に。そこで、優とそのような先生たちとの個人的な深いつきあいが始まる。
塾で教えられた学習法を身につけ、好成績を維持しているという点でも、優は先生に気に入られる。塾経営者とその先生との対立で、その先生が新しい進学塾を設立する際にスカウトされてしまうほどに。

このエッセイは、そのときに佐藤少年が思ったことについてそのまま描かれている。後でこう考えたというような注釈があえて加えられていない。そして、その場のずるいと佐藤氏が考える巧みな計算も率直に記されている。反感を感じる要素が除かれている。また、これがライブ感を生む。
これは、外務省在露日本国大使館勤務時代の(現在連載が続いている)プラハの憂鬱でも同様で、理解が難しい内容を含んでいても佐藤氏のエッセイを読みたいと考える、魅力の源泉がわかったように思った。
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自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
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