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昨日の海は 近藤史恵

四国の南側にある海に面した温暖な土地に住む高校生の光介。ある日突然、家に、長い間会うことのなかった伯母(母の姉)と娘が住むことになった。
光介の家は、祖父が営んでいた写真店の店を閉めたまま住居として使っていたが、伯母は店を開ける準備を始めた。伯母は今までやっていた写真修復の仕事をしており、その他写真についても心得がある。
その過程で、その祖父と祖母が亡くなったのは心中によるものだと光介は知る。光介の母は、過去のことは忘れ去りたいようだが、伯母はどちらがどちらかを殺した無理心中であると言い、真実が知りたいと調査を始めた。


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過去を思い出したくないという母親と、真実を知りたいという伯母。
伯母の動機は明快だ。どちらかが殺されたのだとしたら、殺された方は、まだ成人していなかった自分たちが見捨てられたのではないと考えることができると。
嫌なことを掘り返したくないという態度の母親の考えも妥当であるように思われる。
しかし、これが実は真実に迫る伏線だ。

伯母に巻き込まれるような形で、事件の真相を知りたいと考えるようになった光介が、鍵となる事実を集める、あるいはでくわしていく展開。都会から地方に移り住んだかわいいけれど不安定な従妹。同級生や家族とのやりとり。すべてがからみあって真実の解明があり、まあ、ハッピーエンド。

内省的な性格の男の子という近藤氏お得意(というか私が好きなのか)の人物は、いつもながら読みやすかった(主人公の気持ちに同化しやすかった)。
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THEME:読書記録 | GENRE:小説・文学 |

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自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
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