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プライド 一条ゆかり

麻美史緒は、音大の声楽科4年生。亡き母は、オペラ歌手だった。自分の部屋にグランドピアノがあるようなお金持ちで音大卒業後はイタリアへの留学を考えていた。しかし、卒業を目前に史緒の父親の会社が倒産してしまう。
緑川萌は、別の音大の3年生、声楽科というところまでは史緒と同じだったが、アルバイト掛け持ちでぎりぎりの生活を送っていた。
史緒は、銀座の高級クラブ"プリマドンナ"のシンガーの職を得、萌は同じクラブでホステスとして働き始める。
史緒は、キングレコードの御曹司で実質的経営者である神野隆に取引として結婚を申し込まれる。史緒が神野と結婚するのならば、歌のために留学でも何でも自由にできるように経済的支援をするという。
しかし、史緒は、"プリマドンナ"のママの息子であり、"プリマドンナ"で史緒の伴奏のピアノを弾く池之端蘭丸に惹かれる。
また、萌は、隆に恋していた。


Amazonの"プライド 一条ゆかり”の検索結果ページ

ちょっと古いタイプの気高い(「プライド」の高い)美人のお嬢様。
一条作品らしいキャラ。そんな現実にはお目に掛かれない登場人物はフィクションならでは。読んでいて楽しい。
そこに、レコード会社の御曹司で、実際には会社を取り仕切っている神野、
銀座の一流クラブのママ、奈都子
その息子で史緒と同じ大学のピアノ科でプリンスと形容される池之端蘭丸(女装が似合う)
とこれは、面白くなるという登場人物が配されている。

さらに、史緒、蘭丸、神野、萌の恋愛四角関係。
そして、史緒、蘭丸、萌の音楽を通しての自己実現。

史緒はお金がなくなっても気高く生きていくし、周囲の人々にそれなりに大切にされる。
だけど、萌は不幸な展開になっていてちょっとかわいそう。手段を選ばず他人を蹴落としてでもというやり方は報復を受けるものだとでもいうように。まあ、話を面白くするためなんでしょうけどね。
同時に、萌のやることは、あんまりだと思う。
そんな、萌だったけど、恋愛についてはほぼ神野一筋。イケメンで性格もいい、蘭ちゃんに仕掛けなかったのはえらい。
また、ヒールで登場したeikoが、蘭ちゃんに恋してややこしいことになるかとも思われたけど、そうでもなかったね。

相思相愛、美男美女、ともに音楽の才能に恵まれたお似合いの史緒と蘭丸は、最後にはきっと…と思いながら読むんだけど、ね。

ともあれ、感動的だった。私には珍しく何度も読み返して、何度も涙した。
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自分的に人生で一番の読書ブーム到来。 忘れっぽいので、読んだ本のログをとることにしました。 題名だけじゃ、内容を覚えられなくて、読んだことすら忘れるほどの忘れんぼ。
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